新しい残業代請求の話

歩合給制での残業代について

歩合給制の場合の残業代の計算方法はちょっと複雑です。

ポイントとなるのは、歩合給制であっても1日8時間を超えて働いた残業の部分については割増賃金がもらえるということと、割増賃金を計算するために必要なその人の平均時給の算出方法です。文章だけで説明するのは理解しにくいかもしれませんから、数字を挙げながら説明しましょう。いま仮に、自分自身の売上高の50%を賃金としてもらえる契約で仕事をしている歩合給制の人がいたとします。

この人が1か月に合計200時間働き、総売上高が50万円であったとしましょう。そしてこの会社では1か月の所定労働日が20日間で月に合計160時間が所定内労働時間、残りの40時間は残業であったとします。この場合に残業代や給料総額はどうなるでしょうか。まず、50万円の売上高に対して50%が歩合給になるのですから、基本給は25万円です。

200時間働いて25万円の基本給なのですから、この人の平均時給は割り算をして1250円と計算できます。しかし残業代としてはこの基本給部分だけでは不足であり、最低でも25%を割増しないといけません。

1250円の25%は312.5円になりますから、残業1時間あたり312.5円を追加しないといけないわけです。残業時間数は40時間ですから、掛け算をして12500円を割増しないといけないと分かります。結局この人のその月の給料は、26万2500円になるわけです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です